11月, 2012年
活動支援金のご報告
Supporter’s Support presents 心ほくほく 東北へ
お越し下さったみなさまへ
先日は私たちのイベント心ほくほくへ
お越し頂きましてありがとうございました。
参加してくださったみなさん、あたたかい方ばかりで
スタッフ一同お会いできて、あの空間を共有できてとても嬉しかったです。
さて、イベントで集まった支援金を渡波へ送らせて頂きましたので
ご報告いたします。
1日目のイベント収益 50280円
2日目のイベント収益 59000円
→イベント収益合計109280円
1日目の募金 10366円
2日目の募金 7571円
→募金合計 17937円
1日目のワタママグッズ売上 2300円
2日目のワタママグッズ売上 300円
→ワタママグッズ売上合計2600円
渡波へお送りした活動支援金合計 129817円
この支援金はワタママ食堂の再建に役立てて頂く予定です。
みなさまのご協力ありがとうございました。
これからもSupporter’s Supportはイベントを開催して、活動支援金を
送り続ける予定です。また次回のイベントにもお時間ありましたら、
ぜひ遊びに来てくださいね。今回は本当にありがとうございました。
Supporter’s Support スタッフ一同
レシピ紹介
お問い合わせをたくさん頂いていたので当日作った
お料理のレシピご紹介しておきますね。
全て4人分の材料ですが、量が多かったので当日少し減らして使いました。
分量は適宜調整してくださいね。
***
ほうれん草の胡麻和え
<材料>
人参
ほうれん草6〜7束
すりごま(白)6袋くらい
みそ 少々
みりん
さとう
<作り方>
ほうれん草をゆでる
人参は皮を剥き、細切りにする
調味料を混ぜ合わせた中にほうれん草と人参を加える
☆東北ではお祝いごとの時にみんなで食べるそうで、
避難所で作ったらみんな大喜びだったそう。
写真はちょっと具が多めです・・。
***
おくずかけ
<材料>
さといも 4〜5個
人参 1/4
油あげ 1/2真以
干し椎茸
つきこんにゃく(一袋)
たけのこの水煮 (スライスしてあれば1/2袋)
豆(まめ)ふ1/3袋
大根 1/3本
ショウガ 少々
片栗粉 少々
ごぼう 1/2
ほんだし
さけ
うすくち醤油
<作り方>
干し椎茸を戻しておく、戻し汁は後で使用
大根と人参はいちょう切り、里芋は食べやすく切る(しおでもみ水洗いしてぬめりを取っておく)
油あげは細切りにする たけのこの水煮も小さめに切る
豆ふは水に浸し、柔らかくなったら水気を絞っておく
しいたけの戻し汁を入れた鍋に大根・人参・里芋を入れ、両を見て水を足す
ほんだしと酒を加え、火にかける
沸いてきたら豆ふ以外の材料を入れる
野菜が柔らかくなったら、醤油と塩を加え、味を整える
豆ふをいれて片栗粉でとろみをつける
香り付けにショウガのすりおろしを加える
田中先生がボランティアに行かれてたまさにその場所「登米市」ですね。
***
登米(とめ)の油ふ丼バージョン
<材料>
油ふ1本
キャベツ1/3位(大きさにもよる)
卵2個
玉ねぎ 1個
酒 大さじ2
みりん みりんおおさじ1
だし汁 50cc
さとう 適量
しょうゆ 適量
<作り方>
油ふは1センチの幅で切る
キャベツはざく切りにし、玉ねぎは太めのスライスにする
煮汁を作り、玉ねぎを入れる
沸いて来たらキャベツ油ふの順にいれ、味がしみたら卵でとじる
仙台味噌というのがミソですね!
***
サバのみそ煮
<材料>
サバ 1尾
ショウガ 大1片
(煮汁)
酒 少々
水 800cc
みそ 大さじ4
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ2位
砂糖 大さじ1 1/2位
<作り方>
さばは三枚におろし、四等分する
鍋に煮汁を煮立てて、サバを並べ、アルミホイルで落としぶたをし、弱めの中火で10分くらい煮る
(落としぶたがあれば落としぶたを使用)
心ほくほく〜クッキング編〜
続けては2日目のお料理教室の様子です。
スタッフは朝早く起きて下準備。準備の時間も楽しいね。
阿部さんとも入念に打合せ!
そしてお料理教室初めてであたふたしている私たちを温かくサポートして
くださったのはクリックの田中稔先生!
さすがお料理のプロ、先生なしではこのイベントはできませんでした。
ちなみにこの日の阿部さんのスタイル。
このエプロンに帽子にマスクというのは、渡波小学校で炊き出しをしていた時と
全く同じ格好なのでした。
まずは阿部さんに最初にデモンストレーションで作ってもらいました。
今日のメニューは東北の郷土料理4品。
・登米の油ふ丼バージョン
・ ほうれん草のゴマ和え
・おくずかけ
・サバの味噌煮
それぞれの班に分かれて早速調理スタート!
おいしくできるかな。
男性陣も頑張っています。
何とさちえちゃんと、といちゃんの2人はこのイベントをきっかけに
Supporter’sのスタッフに加わってくれました!
これからよろしくお願いします。
Supporter’s Supportではスタッフを随時募集中です。
ご興味ある方、HPよりメールくださいね。
ワタママグッズの販売もご協力頂いているdeli deli cafe Abbeyさんも
みなさんで参加してくださいました。
おぉ!おいしくできあがりましたね〜。
みんなで声をそろえて「いただきまーす」。
「おいしいね」「また作ろうよ」
そんな声がとても嬉しかったです。
そしてご飯を食べながら、まずは田中先生のお話を。
先生は登米市へボランティアへ行かれていて、今も支援も続けられています。
そんな現地のお話をしていただきました。
また今回のお料理教室は場所のアレンジも食材の発注も
全て先生がしてくださったのです!!
本当に先生、ありがとうございました。
お話の中では「これからまた雪が降る季節だというのに、
今もたくさんの人がまだ仮設住宅に住んでいるのだということを
忘れないことだと思います」という言葉がとても心に残りました。
その後は、お野菜を提供してくださった農家「トランスファーマー」さんの
ライブ!農家であり、アーティストである彼らの音楽。
じーん、と胸に響きました。
着いてすぐ準備してのライブ!本格的でした。
ジャンケン大会でCDもプレゼントしてくれました!
ありがとうございました。
そして、最後は阿部さんのお話。
1日目とはまた違ったお話を聞けました。
最後に阿部さんの作った詩をご紹介したのですが
その中に出てきた「生きている。生かされている」という言葉。
避難所でおばあさんが「なぜ私なんかが生き残って」と自分を責めていた時
「違う。生かしてもらったんだ。だからその命を大事にしないと。」と
言葉が出てきたそう。
なくしてしまうまえに、家族や周りの人との絆を
深く深く大事にしてくださいという言葉に目頭が熱くなりました。
たくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました!
最後はスタッフもごはん。
お疲れさまでしたー!
心ほくほく〜キャンドル編〜
11月3日・4日の2日間にわたって行いました心ほくほくに
お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
まずは3日の様子からご紹介しますね。
当日はワタママグッズも販売。
このグッズは避難所の時から作られている
購入することで渡波のママをサポートできるというグッズです。
こちらは男性にもオススメ!
石巻人応援Tシャツです。こっちも売ってます。
当日は満員御礼!ありがとうございました。
キャンドル作りは大須のキャンドルショップkinariと
コラボで行いました。
kinariの奥田さん、ありがとうございました。
とっても素敵なお店なのでぜひ行ってみてくださいね〜
→kinari
思いおもいのキャンドルが出来上がっていきます。
災害が起こった時に灯をともすことになるであろうキャンドル。
そのキャンドルがもし大切な人と作った思い出のものだったら。
仲間と笑いながら作ったものだったら、少し心が和らぐかもしれない。
そして、作ったその日の会話を渡波のママの言葉を思い出すかもしれない。
そんな想いでキャンドル作りを企画していました。
写真真ん中は石巻、渡波よりワタママの代表、阿部恵久代さん。
右はこの日参加者みなさんにプレゼントした お猪口を作ってくれた
陶芸家の涼子ちゃん。
そして熱田の喫茶店I.C.メイツのチーフがイベント資金は
全額寄付してくださいました。ありがとうございます。
いろんな人の想いに支えられてこのイベントは作られています。
それぞれとってもかわいいキャンドルが出来上がりましたー!
キャンドル作りの後は東北の日本酒を飲みながらお話を聞きます。
用意したのはひめぜんと、日高見!
おつまみも牛タンジャーキーと仙台なすのお漬け物と、
宮城県にこだわっています。
お酒もおつまみも東北に住んでいたことがあったり、
東北に友人のいるスタッフが縁のあるところで買ってきてくれました。
右手前の2つのお猪口を見てください!
左側が涼子ちゃんの手作りお猪口。
右側は栄の辛麺屋 輪さんが提供してくださいました。
2つとも帰りにはお土産として持って帰って頂きます。
利き酒いかがだったでしょうか。
一緒にキャンドルを作った仲間とは仲良くなるもので、
どのテーブルも何だか一体感がありました。
作ったばかりのキャンドルに灯をともして、
その灯りの中で阿部さんのお話を聞きます。
涙なしでは聞けなかった阿部さんのお話。
一年半経った今だからこそ、フラッシュバックすることがあるというお話。
全国のみんながいなかったら、生きていられたかわからないというお話。
そして備えるという事。
自分が用意していた懐中電灯がいかに助けてくれたか。
非常袋は絶対に用意しておくべき。
そして家族や大切な人とは何かあった時の連絡のとり方をきちんと決めておくこと。
その大切さを教わりました。
そして冒頭にご紹介したワタママグッズの新たな展開が名古屋で始まっているのです。
ウェスティンナゴヤキャッスルで 「ワタママスマイル」stayというプラン。
このプランで宿泊されると宿泊費の10%がワタママの元へ送られ、
ワタママグッズのエコバッグがついてくるというものです。
Supporter’s Supportのメンバーはるかちゃんが
ウェスティンナゴヤでコンシェルジュをしていて、
「私も何か貢献したい!」と頑張って実現してくれました。
素敵!こんな風にいろんな形でコラボしてくれる会社が増えると良いな。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました!!
とってもあたたくて素敵なイベントになりまりました^^