一期一笑 〜陶芸教室編〜
11月23日、24日と開催しました、
『一期一笑 〜陶芸×即興劇ロクディム〜 』
無事終了致しました。
お越しくださったみなさまありがとうございました!
まず、23日の陶芸教室編をご紹介させていただきます。
今年は、Supporter’s Supportがこれまでサポートしてきた、
石巻市渡波(わたのは)のママたちが営むワタママ食堂はの再建が決まりました!!
「そこで使うお皿があればねぇ…」というリーダーの阿部さんのアイディアと
震災後、渡波で現地支援をされワタママ食堂の再建を進める、
管野さんの「いろんなお皿があると楽しいね」という言葉を
きっかけに陶芸イベントを開催致しました。
実は、このお菓子とお酒はワタママリーダー阿部さんから頂いたもの。
イベント開催のお知らせをさせて頂いたところ、なんと送ってくださりました。
そんな想いやりがあって優しい方、阿部さんです。
サポーターズのイベントでは毎年恒例の利き酒。
参加者のみなさんにおつまみと利き酒で東北のおいしいものを
少しでも知っていただければという想いで始めました。
消費活動を通して支援する方法もありますよね。
もちろん、今年もわたままグッズ販売しました。
このグッズは避難所の時から作られている
購入することで渡波のママをサポートできるというグッズです。
さて、話は戻り、陶芸教室について。
陶芸セット・・・なんだか作るのがわくわくしますね。
今回の陶芸教室では、一つは自分用、
そしてもう一つはワタママ食堂のお皿を制作でした。
陶作家の涼子先生が教えてくれました。
涼子先生は指導はしてくれても、手直し一切してくれません。(笑)
ということもあり、みなさんそれぞれ個性豊かな作品が出来上がってました。
制作中はみなさん真剣。
作品は、クリスマス前に届く予定。
自分自身へのクリスマスプレゼントになりそうですね♪
後半は石巻からキャンナス東北・石巻事務所の山田葉子さんをお迎えして、
震災に向けて今準備しておくべきことについて伺いました。
(キャンナスHP http://www.nurse.gr.jp/)
現地で語り部としても活躍されている山田葉子さんのお話は、
私たちにとって役に立つお話ばかり。
きっと、震災以後はかばんの中に、防災グッズを持ち歩いてましたよね。
ですが、重装備であれもこれもと心配しすぎても続かないのですよね。
例えば、山田葉子さんは、いつも水筒、もしくはペットボトルを持ち歩いているとのこと。
なぜ? 震災時、避難所に水は支援で届いたけれども、水をもらいに行っても水をいれる水筒などを
持ち合わせておらず、自分ひとり分の水を確保することすらできなかったとのこと。
ただ、震災時、飲む分が必要だからペットボトルを持ち歩くのではなく、
避難所生活で必要な道具として持ち歩くのですね。
山田葉子さんは、現在は仮設住宅で暮らしていますが、それまでは避難所生活。
実は避難所では、他県から来るボランティアの受け入れを担当していたということ。
ただ、そのボランティアさんからは、
山田さんに動きに避難所生活をしている現地の人間だと思われなかったということ。
「被災者だから、なんでもかんでもボランティアさんにやってもらうのではなく、
わたしたちから動いていかないと。。。!!」と山田さん。
そんな想いも今回のイベントでは話してくれました。
震災後時間がたって、忘れがちな当時の話。
そして、これからのこと。
あの日、あの時を体験させた山田葉子さんだから伝わる、震災の話。
名古屋と石巻、渡波が繋がるきっかけになればと思います。
そして、名古屋テレビ塔にお店があります、
「エシカルペネロープ」の原田さとみさまより
ご寄付をいただきました。
ありがとうございました。
原田さまと一緒に。(エシカルペネロープHP http://ethical-penelope.jp/)
最後にみんなで写真撮影。
お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。
次のブログで即興劇ロクディムのご紹介もしておりますので、
是非ご覧くださいね!
サポーターズサポート
位田